2023/05/26 19:55
後中潮の上げ七分くらいから満潮~あまり下がらない下げ始めの釣りになりました。
運河に入り込んでのボートの釣りは初めてでした。
昔はわざわざ陸っぱりで出来るところにボートでアプローチすることは、よっぽど外側が荒れているとかじゃない限り無かったからです。そんな所も今じゃ陸っぱりでは立ち入り禁止となりアプローチできなくなった場所も多く、時の流れを感じました。
東京オリンピックを境に景色も大きく変わりましたね。
さてさて、魚探や水面を見ながらストラクチャや明暗を撃っていく釣りになりますが、
魚探になかなかベイトが映らない⁈
しょぼい。
たまに水面をクルクルバチが流れていくのも確認はしますが絶対数が少ないし、
それよりもクラゲが多い多い。
秋の釣りでは無いので、皆それも想定内で、それぞれが「それ用」の餌と呼ばれるルアーは
ルアーケースに忍ばせてあります。
港湾の釣りをあまりやらない友人Aも、しっかりとハチマルをルアーケースに忍ばせていました。
友人Bの工藤さんはこういう時のタピオスをプロデュースした本人ですし問題無しです。
私も自分のルアーはシャロー系ばかりなので、
今日は港湾を想定したカウントダウンエリートとヨルクル、タピオス、使用はしませんでしたが(忘れていた)、
SINZOベイトまで用意して行きました。
最初にヒットさせたのはハチマルの友人A。
ただ船べりでバラしてしまい残念!
その後彼の唯一の餌であるハチマルが定番のリップ折れで殉職してしまい、
ハチマルは複数持参しないと意味が無いということが教訓として残りました。
というか、思い出しました。
活性が低いとはどういうことか?
捕食する気が全く無い時は別ですが、活性が高い低いの違いは積極性の違いです。
2m先に通るルアーにも反応し捕食態勢に入るのか、1m以内じゃないと反応しないのか?
もっとシビアに50cm以内じゃないと反応しないのか?
なので、ストラクチャに依存しているシーバスが低活性の時は
如何にストラクチャぎりぎりを通すかが勝負の分かれ目となるわけですが、明暗も同じこと。
横だけではなく縦の距離も同様。
明暗の線上のどこに付いているか?
はたまた暗部のどこに忍んでいるのか?
こればかりは流れやストラクチャの距離を見ながら、少しずつずらして打っていくしかありません。
さてさて、釣行開始後初のヒットが友人のハチマルであったことから、
ブルブル系のバイトパターンなのかな?
という思考で自分のルアーは一旦やめて、餌となれるであろうカウントダウンエリートを投入。
壁際30cmに落とした瞬間にバイトらしき感触があったので、
着水バイト?と一瞬思いましたが乗っていないのでそのまま巻き続けていたところ
いつの間にか魚が付いていました(笑
カウントダウンエリート(小さいほう)はこれまでのCDとは違い、スローでのブルブル感は
手に伝わってこないですね。
だいぶん違うルアーのような気がします。
釣れたら違うルアーに交換。
移動して運河に掛かる橋の明暗で工藤さんプロデュースのタピオスでクロダイがヒット。
クロダイが今みたいに居なかった時代のシーバスアングラーにはクロダイは嬉しいのです(笑
というものの、寄せてきたところでバラしてしまいました。
シーバスでは追い合わせをほとんどすることのない私ですが、クロダイはした方が良いのですかね?
その後チャーミングマン77Fに代えて明暗の境と言わず、どこかに居るシーバスの目の前を通してやろうと
コースを色々変えて投げていたところで本日2尾目がヒット。
運河の魚としては良いサイズでした。
チャーミングマン77Fは極スローでとてもナチュラルなピッチの長いウォブンロールで泳ぎます。
そこからややスピードを上げると、少しスウィング気味にテールを振り出します。
体高があり、纏う水の量が多いのでスピード=水の影響が大きく泳ぎに出で、引くスピードにより泳ぎが可変します。
ただ低重心で安定していますので、更にスピードを上げても破綻することなく、軌道をずらしながらウォブンロールで泳ぎ切ります。
久しぶりの運河での釣りは難しかったです。
満潮潮止まりとなったせいもあり、流れもなくそれ以降は反応もなく終了しました。
工藤さんは良型のシーバスとクロダイまでゲットしていました。
タピオスはこういう時は、遅すぎると思えるくらいゆっくり巻くのが良いんですとの事。
チャーミングマン77Fもちょっと遅め位がナチュラルな釣れる動きをしますので覚えておいてください。