2024/07/29 00:04

Ⅰ.130mmクラスのシャローランナー
 リップ形状をワイドとナローの2種で始めています。
 どれ位レンジが入るようにするかが問題なのですが、動きの質を最優先に考えているので
 あくまで納得いく動きが担保された上でのレンジになります。
 秋シーズンの活性ある大型をターゲットにしたある程度のボリュームを持ったミノーです。
 様々なルアーローテーションの中の(大きめルアーの)選択肢のひとつとなるような重量に収める結果としての
 130mmクラスの大きさとしました。
 ウェイトはフックなしで20g程度になると思います。


Ⅱ.110mmシャローランナー
 キネティクス108Fからの派生のシャローランナーです。
 108Fはポッピング、引き波、水面直下のスイミングと欲張ったミノーですが、
 こちらはスイミングに的を絞って細身形状となり、108Fよりもやや下のレンジを泳ぐようにと考えています。
 どんなルアーでもそうですが、ウェイトバランスが最重要課題となります。
 浮き姿勢、スイミング姿勢、レスポンス、ウォブル・ロールの幅等、何を犠牲にして何を表に出していくのか
 テストをしながらどんな性格のルアーにするのかを決めていきます。
 ルアー開発はある程度のコンセプトのもと作り始めて、その中で新しい発見を期待するものでもあります。
 自分でも楽しみです。


Ⅲ.チャーミングマン77S  
 シンキングモデルはキネティクス90Sが在りますが、90Sは“S字シンキングペンシル”というコンセプトを形にしたもので
 その結果シンキングモデルなのですが、
 こちらはフローティングモデルのシンキング化ということになります。
 ルアー釣りに於いて個人的に一番嫌いたいのが“根掛かりロスト”ということもあり、
 シンキングモデルは積極的には作ってきていませんが、ガマカツのTWINフック使用を前提にしたモデルを
 “禁断のシンキングモデル”としてテストしていこうと思います。


Ⅳ.115mmフローティングミノー
 始めてからもう一年以上経ってしまいましたが開発再開してます。
 極力浮力を抑えて泳ぎも抑えた、泳ぎ過ぎないミノーというのがコンセプトです。
 泳がせずに漂わせて食わせる、泳がせたいときに泳ぎのスイッチを入れやすいルアーになれば良いなと考えています。