2026/11/02 20:18

2022年のファクトリー設立以来、早いもので4年半が過ぎました。
ご購入いただいたユーザー様には感謝しかありません。
どうもありがとうございます。
私は趣味でバルサミノーを製作していた経験をもとに、バルサに近い高発泡のウレタン素材で「バルサルアーのようなレスポンスを持ちつつ独自の泳ぎのルアー」を製作しよう。という考えの元設計・製作してきました。
そのような理由で、LIQUID LUREのミノーはルアー製作の教科書にあるバルサミノーとは違い、ほぼ全てにリアウェイトを仕込んでいるのがひとつの特徴です。
そう言ったコンセプトで設計・製作してきたのが今までのモデルで、自分の技量の中でやることは具現化出来たかなと思っています。
そんな中で、新しいチャレンジというのがしたくなってきました。
そしてボディ素材浮力の変更をメインとした次のフェイズへ行こうと考えました。
「高浮力ボディには拘らず、新たなコンセプトの設計・製作」
その現れとして現在開発を進めているシンキングシャッドがあります。
シンキングプラグの開発を進めていき、自分の考える泳ぎを作り出そうとする中、「シンキングに向いた素材浮力」というのがあると分かってきました。
そして、フローティングプラグでも、今までの高発泡・高浮力ではなく、より水に近づけた浮力で「水馴染みの良いプラグ」を目指してみようとも思いました。
分かりやすく表現すると例えば、
ハードウッドプラグは(比重が重いので)水馴染みが良いよね、と表現されることが有ります。
端的に言うとその表現が近いかなと思います。
これまでの高浮力ボディをバルサウッドからハードウッドに代える感覚です。
趣味で作っているから泳げばOK!というのであればさほど大きな問題ではありませんが、
そこに製作者としての思考・コンセプトを織り込んだものを作ろうとするには、基本的な考え方を変えなければならないこともあります。
これからの作業は、今までの高浮力素材だったボディ自体を重くするにあたり、当然ですがウェイトセッティングを一からやり直すことになります。
今までのようなレスポンス重視の軽やかな動きにならない公算も大きいです。
そんな事も有り、ボディ自体の設計変更も視野に入れて進めていきますので、ボディ形状がマイナーチェンジするものもあれば、廃番になるものもあるでしょう。(当然ですが新しいモデルも考えていきます。)
例えばPizzicato 84Fはボディ形状がキモのプラグで、デッドスローからのレスポンスと可変アクション、高速での安定感等は今のモデルでしか出すことが出来ないと思っています。
ただ、自分の設計思想を最も形として表現できたモデルなので、このモデルはこの形状で先ずは挑戦していきたいと思っていますし、そんな中新しい何かが見つかるかも?とも思っています。
今のモデルと同じ泳ぎのものは出来ないと思いますが、ルアーは「この泳ぎが正解で一番」というものは有りませんので、「それぞれの個性」という捉え方で「これも良いよね」と言ってもらえるようなルアーを開発・製作できるよう頑張ります。
四年半の間、ボディ製作や塗装に関して様々な勉強をさせてもらいました。
少しづつ改善をしていき現在では初期のものよりクォリティを上げることが出来ています。
まだまだ改良の余地がありますので、更にクォリティアップを目指していきたいと思います。
フェイズ2に移行するにあたり、現在webショップに並んでいる高浮力ボディ・レスポンス重視の各モデルはこれで終了という形になります。
※その他、ストック在庫分のリーフシャッド140F(2色各1本づつ)もショップに並べます。
宜しくお願いします。
という事で、次に製作販売出来るのは現在開発中のシンキングシャッドという事になりますが、開発次第なのでいつになるかは予定が立ちません。
このモデルはプロト販売から開始するつもりです。
数万、数十万個を市場に出荷するルアーとは一味違う魅力を持ったルアー作りを目指します。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
Be Water, My Friend!
水のように自由に、柔軟に、力強く。
LIQUIDLURE Design Works ビルダー evizo
